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1. 冬の引っ越しの前にやっておくこと
- 見積もりのときに「大雪で作業できないときはどうなるか」を業者に確認する
- 引っ越しの日の候補を、予備日も含めて考えておく
- 自分の車で移動するなら、冬用タイヤとタイヤチェーンを準備する
- 新居の駐車場や玄関まわりの除雪、雪を置く場所のルールを管理会社や大家さんに確認する
- 寒い地域の家から出るときは、水道の水抜きの方法を確認しておく
- 新居で最初の夜に使う暖房(電気・ガス・灯油)が使えるように、電気・ガスの開始の手続きをしておく
電気・ガス・水道の手続きの流れは「電気・ガス・水道の引っ越し手続き」で解説しています。ガスの開栓には立ち会いが必要なことが多いので、早めに予約しておきましょう。
2. 大雪で延期するときのキャンセル料のルール
ほとんどの引っ越し業者は、国土交通省が定めた「標準引越運送約款」をもとに契約します。約款では、キャンセルや延期の手数料について、次のように決められています。
| 項目 | 標準引越運送約款の内容 |
|---|---|
| 手数料がかかる場合 | キャンセルや延期の原因が、申し込んだ人の責任によるもので、引っ越しの日の前々日・前日・当日に連絡した場合に限る |
| 手数料の上限 | 前々日は見積書の運賃・料金の20%以内、前日は30%以内、当日は50%以内 |
| 業者が引き受けを断れる場合 | 天災その他やむを得ない事由があるときなど |
引っ越しの予約とキャンセル料のルールは「3月の引っ越しはいつまでに予約する?」でも解説しています。
3. 車で移動するときの雪道のルール
雪道の滑り止めは都道府県の規則で決まっている
積雪や凍結した道路での滑り止め(冬用タイヤやタイヤチェーン)のルールは、都道府県の公安委員会が定める規則(道路交通法施行細則など)で決められています。内容は都道府県によって違うので、通る都道府県の警察のWebサイトで確認しましょう。北陸3県のルールは、次の記事で紹介しています。
- 福井県の引っ越し手続きガイド(冬用タイヤかチェーンが義務)
- 石川県の引っ越し手続きガイド(すべり止めが義務。違反すると反則金)
- 富山県の引っ越し手続きガイド
大雪のときの「チェーン規制」
国土交通省は、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような、めったにない大雪のときに、峠など一部の区間で「チェーン規制」を行います。
| 項目 | 国土交通省の案内 |
|---|---|
| 冬用タイヤだけで通れる? | 通れない。スタッドレスタイヤを付けていても、タイヤチェーンを付けていない車は、チェーン規制中の区間を通れない |
| 使えるチェーン | 自動車用品店などで売っているものなら問題ない。スプレーのように薬剤を吹き付けるタイプでは通れない |
4. 水道管の凍結に注意する
寒い地域では、冬に水道管が凍って水が出なくなったり、破裂したりすることがあります。引っ越しで家を空ける前後は、特に注意が必要です。
| 水道局の案内 | 内容 |
|---|---|
| 凍結しやすい気温 | 気温がマイナス4℃以下になると凍結しやすい。風当たりや日当たりによっては、これより高い気温でも凍結することがある(東京都水道局) |
| 数日家を空けるとき | 凍結が考えられる期間(12月〜3月上旬)に数日間家を空けるときは、メーターボックスの中のバルブを閉める(東京都水道局) |
| 寒い地域の対策 | 凍結の防止には「水抜き栓」による水道管の水抜きが効果的(札幌市水道局) |
| 凍ってしまったら | 自然に溶けるのを待つか、凍った部分にタオルをかぶせて40℃くらいのぬるま湯をゆっくりかける。いきなり熱湯をかけると、水道管や蛇口が破裂することがある(東京都水道局) |
5. 雪の日の引っ越し当日の段取り
やっておくこと
- 前日と当日の朝に、雪の予報と道路の情報を確認する
- トラックを止める場所と玄関までの通り道を除雪しておく
- 玄関や床が濡れないように、養生(保護)を業者と相談する
- 布団や段ボールが濡れないよう、ビニール袋に入れておく
- 新居の暖房がすぐ使えるように準備しておく
避けたいこと
- 予報を見ずに当日を迎える
- 凍った階段や通路をそのままにして作業する
- 冬用タイヤやチェーンなしで雪道を運転する
- 濡れた段ボールをそのまま積み重ねる
雪の予報は、気象庁のWebサイトの「今後の雪(降雪短時間予報)」で、6時間先までの積雪の深さと降雪量の予報を確認できます。布団を濡らさずに運ぶ方法は「引っ越しの布団の運び方」で解説しています。
冬の引っ越しも、まずは見積もりを比べる
引越し侍は、1回の入力で複数の引っ越し業者に見積もりを依頼できる無料サービスです。見積もりのときに、大雪のときの対応もあわせて聞いておきましょう。
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【PR】ズバット引越し比較で無料見積もり6. よくある質問(FAQ)
- Q. 大雪で引っ越しを延期するとキャンセル料はかかる?
- A. 標準引越運送約款では、キャンセルや延期の手数料がかかるのは、原因が申し込んだ人の責任によるもので、前々日・前日・当日に連絡した場合に限られます。大雪のときの扱いは状況によって変わるので、見積もりのときに業者に確認し、見積書に書いてもらうと安心です。
- Q. スタッドレスタイヤなら雪道はどこでも走れる?
- A. いいえ。国土交通省によると、大雪のときに行われる「チェーン規制」の区間では、スタッドレスタイヤを付けていても、タイヤチェーンを付けていない車は通れません。雪道の滑り止めのルールは都道府県の規則でも決められているので、通る地域の警察のWebサイトも確認しましょう。
- Q. 冬に引っ越しで家を空けるとき、水道はどうすればいい?
- A. 東京都水道局は、凍結が考えられる期間(12月〜3月上旬)に数日間家を空けるときは、メーターボックスの中のバルブを閉めるよう案内しています。寒い地域では水抜き栓で水抜きをするのが効果的です。やり方は家によって違うので、管理会社や大家さんに確認しましょう。
※ 本記事は、国土交通省(標準引越運送約款、チェーン規制について)、東京都水道局(水道管の凍結について)、札幌市水道局(水道を凍結させないためには)、気象庁(解析積雪深・解析降雪量、降雪短時間予報)の公式情報をもとに、2026年9月時点の情報で作成しています。雪道のルールや水道の扱いは地域によって違うため、お住まいの地域の警察・水道局・管理会社などで最新情報をご確認ください。