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引っ越し時期

引っ越しが安い時期はいつ?月別の料金相場とベストタイミング

更新日: 2026年9月21日 ・ 読了目安: 10分

引っ越しの費用は「いつ引っ越すか」で大きく変わります。繁忙期と閑散期では料金が2倍以上差がつくことも珍しくありません。この記事では、月別・曜日別・時間帯別の料金相場を紹介し、もっとも安く引っ越せるベストタイミングと節約のコツを解説します。

1. 引っ越し料金が高い時期・安い時期

引っ越し料金は1年を通じて大きく変動します。需要が集中する時期は高く、需要が少ない時期は安くなるというシンプルな仕組みです。

時期 料金水準 理由
3月下旬〜4月上旬 最も高い 入学・入社・転勤の集中
3月上旬〜中旬 かなり高い 繁忙期の前半
9月〜10月 やや高い 転勤の第二シーズン
2月・5月 普通 繁忙期の前後
6月〜8月 安い 需要が落ち着く時期
11月〜1月 最も安い 年末年始を除き需要が少ない
ポイント:もっとも料金が安いのは11月・1月・6月です。この時期なら繁忙期の半額以下で引っ越せることも。時期を選べる方は、この3ヶ月を狙うのが最もお得です。

2. 繁忙期(3〜4月)の料金相場

3月下旬から4月上旬は引っ越し業界が1年で最も忙しい時期です。大学の入学、新社会人の入社、企業の人事異動が集中するため、需要が供給を大幅に上回ります

繁忙期の料金相場(単身の場合)

距離 通常期の相場 繁忙期の相場 差額
同一市区町村(〜15km) 25,000〜35,000円 40,000〜70,000円 +15,000〜35,000円
同一都道府県(〜50km) 30,000〜45,000円 50,000〜80,000円 +20,000〜35,000円
他県(〜200km) 45,000〜65,000円 70,000〜130,000円 +25,000〜65,000円
長距離(500km〜) 55,000〜80,000円 100,000〜200,000円 +45,000〜120,000円

繁忙期の料金相場(家族の場合)

距離 通常期の相場(2〜3人家族) 繁忙期の相場(2〜3人家族)
同一市区町村(〜15km) 60,000〜80,000円 100,000〜150,000円
同一都道府県(〜50km) 70,000〜100,000円 120,000〜180,000円
他県(〜200km) 100,000〜150,000円 160,000〜300,000円
長距離(500km〜) 150,000〜250,000円 250,000〜500,000円
重要:繁忙期のピーク(3月最終週〜4月第1週)は、料金が通常期の2〜3倍になるだけでなく、予約自体が取れないことも。この時期に引っ越す場合は、1ヶ月以上前の予約が必須です。

3. 閑散期の料金相場

引っ越し需要が落ち着く時期は業者間の競争が激しくなるため、料金が下がります。値引き交渉もしやすくなります。

閑散期その1:6月〜8月

梅雨や夏の暑さで引っ越しを避ける人が多く、需要が減ります。

ポイント:6月は梅雨で敬遠されがちですが、実は引っ越しの穴場です。雨の日は業者が養生シートで荷物をしっかり保護してくれるため、想像ほど不便ではありません。

閑散期その2:11月〜1月

年末年始を除き、引っ越し需要が1年で最も低い時期です。

閑散期の料金相場(単身の場合)

距離 閑散期の相場 繁忙期との差額
同一市区町村(〜15km) 20,000〜30,000円 繁忙期より20,000〜40,000円安い
同一都道府県(〜50km) 25,000〜40,000円 繁忙期より25,000〜40,000円安い
他県(〜200km) 35,000〜55,000円 繁忙期より35,000〜75,000円安い
長距離(500km〜) 45,000〜70,000円 繁忙期より55,000〜130,000円安い

4. 月別の引っ越し料金比較表

1月〜12月の料金水準を一覧にまとめました。単身・近距離(同一都道府県内)の目安です。

料金目安(単身) 料金水準 備考
1月 25,000〜40,000円 安い 年明けは需要少。下旬から上昇傾向
2月 30,000〜50,000円 やや安い〜普通 繁忙期直前。下旬は上がり始める
3月 50,000〜100,000円 最も高い 繁忙期のピーク。下旬が最高値
4月 40,000〜80,000円 高い 上旬はまだ高い。中旬以降は下降
5月 30,000〜50,000円 普通 GWはやや高い。GW明けは安い
6月 25,000〜40,000円 安い 梅雨で需要減。穴場の月
7月 28,000〜45,000円 やや安い 夏休みで家族の需要がやや増
8月 28,000〜45,000円 やや安い お盆前後はやや上昇
9月 30,000〜50,000円 普通〜やや高い 転勤の第二シーズン
10月 30,000〜50,000円 普通 転勤需要が落ち着いてくる
11月 25,000〜38,000円 安い 年間で最も安い月の一つ
12月 25,000〜40,000円 安い 年末年始を除けば安い
注意:上記はあくまで目安です。同じ月でも上旬・中旬・下旬で料金が変わります。特に月末は引っ越しが集中しやすいため、月の前半を選ぶとさらにお得です。

5. 曜日・時間帯による料金差

月だけでなく、曜日時間帯でも引っ越し料金は変わります。これらを組み合わせることで、さらに安くなります。

曜日による料金差

曜日 料金傾向 理由
月曜〜木曜 安い(基本料金) 需要が少ない
金曜 やや安い 翌日の土曜に備える人がいるが、まだ安め
土曜 高い(+20〜30%) 休日で需要が集中
日曜・祝日 やや高い(+10〜20%) 土曜より予約が分散するがまだ高め

時間帯による料金差

時間帯 料金傾向 メリット・デメリット
午前便(9時〜12時開始) 高い(基準料金) 午後に片付けができる。最も人気
午後便(13時〜開始) やや安い(-10〜20%) 開始時間がやや遅くなる
フリー便(業者が時間を決定) 安い(-20〜30%) 開始時間が当日朝まで分からない
おすすめ:もっとも安く引っ越すなら、平日のフリー便を選びましょう。午前便と比べて30〜40%安くなることもあります。時間に余裕がある方におすすめです。

六曜(大安・仏滅)の影響

「大安」は縁起がよいとされるため人気が集中し、料金が上がる傾向があります。逆に「仏滅」は避ける人が多いため予約が取りやすく、割引してくれる業者もあります。気にならない方は仏滅を狙うのも手です。

6. 安く引っ越すためのベストタイミング

ここまでの情報をまとめると、もっとも安く引っ越せる条件は以下のとおりです。

安く引っ越すための条件

これらの条件をすべて満たした場合、繁忙期の半額〜3分の1の料金で引っ越せる可能性があります。

具体的な「最安」の日の例

例えば「11月上旬の火曜日・フリー便・仏滅」であれば、年間でほぼ最安値に近い料金で引っ越しができます。この条件で単身・近距離なら20,000円台も十分可能です。

注意:安い時期を狙うなら、賃貸の契約更新時期や退去日との兼ね合いに注意しましょう。無理に安い時期に合わせて二重家賃が発生すると、結局トータルでは高くつくことも。引っ越し費用だけでなく、家賃の重複期間も含めて総コストで考えることが大切です。

7. 時期以外で料金を下げるコツ

引っ越し時期が自由に選べない場合でも、以下の方法で料金を下げられます。

複数業者から見積もりを取る

引っ越し料金を安くするためのもっとも効果的な方法が相見積もりです。3社以上の見積もりを比較するだけで、平均20〜30%の値引きが期待できます。

早割・早期予約割引を利用する

多くの引っ越し業者が、早期予約の割引を用意しています。

予約時期 割引の目安
1ヶ月以上前に予約 5〜10%割引
2ヶ月以上前に予約 10〜20%割引
直前(1週間以内)の予約 空きがあれば大幅値引きもあり得る

荷物を減らす

引っ越し料金は荷物の量(トラックのサイズ)で大きく変わります。不用品を引っ越し前に処分することで、トラックのサイズを1ランク下げられればかなりの節約になります。

自分でできることは自分でやる

ポイント:引っ越し費用の最大の節約法は相見積もりです。たった数分の手間で数万円の差が出ることも。見積もりは無料なので、必ず複数社を比較しましょう。

8. 繁忙期でも安くする裏ワザ

転勤や入学で「3〜4月にしか引っ越せない」という方も多いでしょう。繁忙期でも以下の方法で費用を抑えられます。

裏ワザ1:3月上旬を狙う

同じ3月でも上旬と下旬では料金が全然違います。3月上旬なら繁忙期でもまだ比較的安く、予約も取りやすいです。逆に3月20日以降は最高値になります。

裏ワザ2:平日のフリー便を指定する

繁忙期でも平日は土日より安くなります。フリー便なら、業者のスケジュールの隙間に入れてもらえるため、繁忙期でも比較的安い料金が出やすいです。

裏ワザ3:混載便・帰り便を利用する

混載便は、他の利用者の荷物と一緒にトラックに載せる方法です。1台のトラックを複数人でシェアするため料金が安くなります。

帰り便は、引っ越し作業を終えた空のトラックが営業所に戻る便を利用する方法です。通常の半額近くになることもあります。ただし、日時の指定が難しく、到着まで時間がかかるデメリットがあります。

裏ワザ4:コンテナ便(鉄道輸送)を利用する

長距離の引っ越しならJRのコンテナ便を利用する方法もあります。トラックよりも安く、CO2排出量も少ないエコな方法です。日通やサカイ引越センターなど大手が取り扱っています。

裏ワザ5:単身パックを活用する

荷物が少ない単身者なら、「単身パック」を利用しましょう。専用のボックスに荷物を詰めて運ぶサービスで、通常の引っ越しよりも30〜50%安いことが多いです。

サービス名 ボックスサイズ(目安) 料金目安
日通 単身パックS 幅108cm×奥行74cm×高さ155cm 19,800円〜
日通 単身パックL 幅108cm×奥行104cm×高さ175cm 22,000円〜
クロネコヤマト わたしの引越 幅104cm×奥行104cm×高さ170cm 17,000円〜
サカイ 小口便引越サービス 専用ボックス(3辺合計160cm以内) 距離による

裏ワザ6:引っ越しを2回に分ける

先に荷物だけ閑散期に安く送り、自分は繁忙期に身軽に移動するという方法もあります。宅配便やコンテナ便で先に荷物を送っておけば、引っ越し当日は最低限の荷物で済みます。

重要:繁忙期(3〜4月)に引っ越す場合、見積もりは1月中に取り始めるのがベストです。2月以降はどんどん予約が埋まり、値引き交渉の余地もなくなります。

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※ 本記事の情報は2026年9月時点のものです。手続きの詳細は各事業者・行政機関の公式サイトでご確認ください。