引っ越し費用は、工夫次第で大幅に節約できます。本記事では、引っ越しのプロが実践する節約テクニック10選を紹介します。すべてを組み合わせれば、最大50%もの費用削減が可能です。一方で、安さだけを追求すると思わぬトラブルに発展することも。やってはいけないNG節約法も合わせて解説します。
引っ越し費用を安くする裏ワザ10選
1閑散期(1月・6月・11月)を狙う
引っ越し料金は需要と供給で大きく変動します。3〜4月の繁忙期は年間で最も高く、通常期の1.5〜2倍の料金になることも珍しくありません。逆に、1月・6月・11月は引っ越し需要が低い「閑散期」にあたり、業者も仕事が少ないため大幅な値引きに応じてくれやすくなります。
2平日・午後便を選ぶ
引っ越しは土日祝日に集中するため、平日のほうが料金が安くなります。さらに、午前便(朝一番のスタート)よりも午後便のほうが割安です。午前便は人気が高く、午後便は空きが出やすいため業者も値引きしやすいのです。
節約額の目安:土日→平日で約3,000〜10,000円、午前便→午後便で約2,000〜5,000円の差が出ます。
3相見積もりで業者を競争させる
引っ越し費用を安くする最も効果的な方法が「相見積もり」です。複数の業者から見積もりを取ることで、業者同士が競争し、最安値を引き出せます。最低でも3社、できれば5社以上から見積もりを取りましょう。
一括見積もりサイトを使えば、1回の入力で最大10社に依頼できるため効率的です。「他社はもっと安かった」と伝えるだけで、さらなる値引きに応じてくれることも多いです。
おすすめ一括見積もりサイト
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【PR】ズバット引越し比較はこちら4不用品処分で荷物を減らす
引っ越し料金は荷物量に比例します。荷物が多ければ大きなトラックと多くの作業員が必要になり、費用が上がります。引っ越し前に不用品を処分して荷物を減らせば、トラックのサイズダウンや作業員の削減につながり、直接的に費用を削減できます。
フリマアプリ(メルカリなど)で売れるものは売り、リサイクルショップに持ち込めるものは持ち込みましょう。売却益を引っ越し費用に充てることもできます。家電や家具は新居で買い直したほうが、引っ越し代を含めると安くなるケースも多いです。
5自力梱包で費用を抑える
引っ越し業者のプランには、梱包作業を業者に任せる「おまかせプラン」と、自分で梱包する「セルフプラン」があります。自力で梱包すれば、梱包作業費として数万円の節約になります。
- ダンボールはスーパーやドラッグストアで無料調達
- 緩衝材は新聞紙やタオルで代用可能
- 食器は1枚ずつ新聞紙で包み、隙間にタオルを詰める
- 引っ越し2週間前から使わないものを順に梱包開始
6フリー便(時間おまかせ)を利用する
「フリー便」は、引っ越しの日にちだけ指定して、作業開始時間を業者におまかせするプランです。業者のスケジュールの空き時間に作業を入れてもらうため、通常より20〜30%安くなることがあります。
7混載便を活用する
混載便は、他の利用者の荷物と一緒にトラックに載せて運ぶ方法です。トラック1台を貸切にする「チャーター便」と比べて、輸送コストを分担できるため30〜50%安くなることもあります。長距離(300km以上)の引っ越しで特に効果を発揮します。
デメリットは、配達日の細かな指定ができないこと。荷物が届くまで2〜5日程度かかるため、その間の生活用品は手荷物で持っていく必要があります。
8早期予約で「引っ越し難民」を回避する
引っ越し難民とは、繁忙期に業者の予約が取れず、引っ越しができない状況を指します。予約が取れても、直前になるほど料金は高くなります。引っ越し日が決まったら、できるだけ早く予約を入れましょう。
9単身パックを活用する
荷物が少ない一人暮らしの引っ越しであれば、専用ボックスで混載輸送する「単身パック」が最安です。日通の単身パックSなら20,000円台から利用でき、通常の単身引っ越しプラン(4〜10万円)と比べて半額以下になることもあります。
ベッドやソファなどの大型家具がなく、段ボール15〜20個程度で収まる荷物量であれば、ぜひ検討してみてください。
10各種割引を活用する
引っ越し業者は、さまざまな割引キャンペーンを実施しています。見落としがちな割引制度をチェックしましょう。
- Web申込割引(1,100〜3,300円引き)
- リピーター割引(以前同じ業者を利用した場合10〜20%引き)
- 紹介割引(知人の紹介で双方に特典)
- 学割・シニア割(学生証・年齢証明で10〜20%引き)
- 早期予約割引(1ヶ月以上前の予約で5〜10%引き)
- クレジットカード払い(ポイント還元で実質割引)
- 引っ越し比較サイト経由の限定割引
節約額の目安一覧表
上記10の節約法による節約額の目安をまとめました(単身引っ越し・同一県内の場合)。
| 節約法 | 節約額の目安 | 実行のしやすさ |
|---|---|---|
| 1閑散期を狙う | 20,000〜50,000円 | 時期を選べれば簡単 |
| 2平日・午後便 | 5,000〜15,000円 | 平日に休みが取れれば |
| 3相見積もり | 10,000〜50,000円 | 一括見積もりサイトで簡単 |
| 4不用品処分 | 5,000〜30,000円 | 手間はかかるが効果大 |
| 5自力梱包 | 10,000〜30,000円 | 時間と体力は必要 |
| 6フリー便 | 5,000〜20,000円 | 時間に余裕があれば |
| 7混載便 | 10,000〜40,000円 | 長距離なら効果大 |
| 8早期予約 | 3,000〜15,000円 | 誰でもすぐできる |
| 9単身パック | 20,000〜50,000円 | 荷物が少ない人限定 |
| 10各種割引 | 1,100〜10,000円 | 申込時にチェックするだけ |
やってはいけないNG節約法
費用を安くしたい気持ちはわかりますが、以下のような節約法はトラブルのもとです。絶対に避けましょう。
NG 1:保険(貨物保険)に未加入の業者を使う
NG 2:無届け(違法)業者に依頼する
NG 3:ダンボールを極端に減らして荷物を詰め込む
ダンボール代を節約しようと、1箱に大量の荷物を詰め込むのは危険です。重すぎるダンボールは底が抜けて荷物が破損する原因になります。1箱あたりの重量は15kg以下を目安に、適切な大きさのダンボールを使いましょう。
NG 4:見積もり金額だけで業者を決める
最安値の業者が最良とは限りません。極端に安い見積もりには、養生代や階段作業費などが含まれていない「追加料金前提」のケースがあります。見積書の内訳をしっかり確認し、「込み込みの総額」で比較することが重要です。
よくある質問(FAQ)
引っ越し費用を最も安くできる時期はいつですか?
年間で最も安いのは1月(正月明け〜月末)と6月、11月です。特に1月中旬〜下旬は年間最安値になることが多く、繁忙期(3〜4月)の半額程度まで下がることもあります。曜日では、月曜〜木曜の平日が最も安くなります。
相見積もりは何社くらいに依頼すべきですか?
最低3社、理想は5社です。2社だと比較材料が少なく、十分な値引きを引き出しにくくなります。6社以上になると対応が大変になるため、5社程度がバランスの良い数字です。一括見積もりサイトを使えば手間を最小限に抑えられます。
値引き交渉のコツはありますか?
最も効果的なのは「他社の見積もり金額を正直に伝える」ことです。「A社は5万円でした」と伝えれば、それより安い金額を提示してくれることが多いです。訪問見積もりの際は、一番安くしてほしい業者を最後に呼ぶのがポイント。先に他社の見積もり額を集めておき、最後の業者に伝えましょう。
自力で引っ越しするのは本当に安いですか?
レンタカー代・ガソリン代・高速代・手伝い人への謝礼・養生テープなどの消耗品を合計すると、業者に依頼する場合と大差ないケースが多いです。さらに、壁や床を傷つけた場合の修繕費、腰を痛めた場合の通院費なども考慮すると、近距離・少量荷物でない限りはプロに任せたほうが結果的に安上がりです。
引っ越し費用は値切っても大丈夫ですか?
値引き交渉は一般的で、むしろ業者側も想定しています。ただし、無理な値切りはサービス品質の低下につながる可能性があります。相見積もりの結果をベースに「この金額にできますか?」と丁寧に交渉するのが、双方にとって良い結果を生みます。
引越ナビで手続きを管理しよう
引っ越し費用を節約できたら、手続きも効率的に進めましょう。役所届出・ライフライン・住所変更など、引っ越し前後のタスクをチェックリスト形式で漏れなく管理できます。
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