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賃貸の初期費用を安くする方法|敷金・礼金・仲介手数料を抑える7つのコツ

更新日: 2026年9月28日 ・ 読了目安: 8分

※この記事にはPR(広告)を含みます。

引っ越しでいちばんお金がかかるのは、引っ越し業者の代金よりも、部屋を借りるときの初期費用であることが少なくありません。この記事では、賃貸の初期費用の内訳と、それぞれを抑える方法をまとめました。仲介手数料のルールは国土交通省の告示、物件の例は事業者の公式サイトの情報をもとにしています。

1. 賃貸の初期費用の内訳

賃貸の部屋を借りるときには、家賃のほかに次のような費用がかかります。どの費用がかかるか、いくらかかるかは物件や不動産会社によって違うので、申し込む前に見積もり(初期費用の明細)を出してもらいましょう。

費用 内容
敷金 大家さんに預けるお金。退去するときに、家賃の未払いや借りた人の負担になる修理費を差し引いて返される
礼金 大家さんに払うお礼のお金。返ってこない
仲介手数料 部屋を紹介した不動産会社に払う手数料。上限が決まっている(下で解説)
前家賃・日割り家賃 入居する月の日割りの家賃と、翌月分の家賃を先に払う
保証会社の保証料 家賃保証会社を使う場合に払う。保証会社の利用が入居の条件になっている物件も多い
火災保険料 部屋の火事や水漏れなどに備える保険。加入が入居の条件になっていることが多い
鍵の交換費用 前の入居者から鍵を替える費用。かからない物件もある
ポイント:初期費用は「敷金・礼金」「仲介手数料」「家賃の前払い」の3つが大きな割合を占めます。まずはこの3つを減らせないかを考えるのが近道です。

2. 初期費用を安くする7つのコツ

コツ1:敷金・礼金がない物件を探す

物件サイトの条件で「敷金なし」「礼金なし」を選ぶと、この2つがかからない物件だけを探せます。ただし、敷金・礼金がないかわりに、退去するときのクリーニング費用や、早く出たときの違約金が決まっていることがあります。契約書でこの2つを必ず確認しましょう。

コツ2:仲介手数料の上限を知っておく

国土交通省の告示では、部屋を借りるときに不動産会社が受け取れる仲介手数料の上限が決まっています。

「家賃1か月分」と書かれた見積もりが違法というわけではありません。承諾すれば1か月分まで払うことがあるので、見積もりに1か月分とあれば、どういう理由でその金額なのかを確認しましょう。また、大家さんや管理会社から直接借りる物件は、あいだに入る不動産会社がいないので、仲介手数料はかかりません。

コツ3:フリーレントつきの物件を選ぶ

フリーレントは、入居してから一定の期間(たとえば1か月)の家賃が無料になる契約です。初期費用や最初の月の出費を抑えられます。ただし、フリーレントの物件には「一定期間内に解約すると違約金がかかる」という条件がついていることがあるので、契約書を確認しましょう。

コツ4:入居日(契約の開始日)を調整する

初期費用には、入居する月の日割りの家賃と、翌月分の家賃が含まれることが多いです。契約の開始日によって最初に払う金額が変わるので、いつから家賃が発生するのかを確認し、今の家の退去日と重なる期間ができるだけ短くなるように調整しましょう。

コツ5:火災保険や付帯サービスの中身を確認する

火災保険は加入が入居の条件になっていることが多いですが、保険会社が指定されている場合と、条件を満たせば自分で選べる場合があります。また、室内の消毒や24時間サポートなどの付帯サービスが見積もりに入っていることもあります。必須かどうかを不動産会社に確認し、必須でないものは外せないか相談しましょう。

コツ6:引っ越し業者の代金もあわせて減らす

部屋の初期費用とは別に、引っ越し業者の代金もかかります。複数の業者の見積もりを比べる、混む時期を避けるなどで、こちらも安くできます。詳しくは「引っ越し費用を安くする方法」と「引っ越しが安い時期はいつ?」で解説しています。

コツ7:使える支援制度がないか調べる

移住支援金や、結婚・子育て世帯向けの住まいの支援など、条件によっては引っ越しの費用を助けてくれる制度があります。「引っ越しでもらえる補助金まとめ」で紹介しています。

3. 敷金・礼金なしの物件の例(ビレッジハウス)

敷金・礼金などがかからない賃貸の例として、ビレッジハウス・マネジメント株式会社が運営する「ビレッジハウス」があります。公式サイトによると、全国47都道府県に1,000物件以上・10万室以上があり、「家賃2万円台から」と紹介されています。

項目 公式サイトの情報
敷金・礼金・更新料・手数料 なし(ただし、契約内容や審査の結果、敷金を預ける場合がある)
保証人 なし(ただし、契約内容や審査の結果、連帯保証人が必要になる場合がある)
入居するときに払うお金 契約開始月の日割り家賃、翌月分の家賃(どちらも共益費込み)、火災保険料 10,000円〜(2年)
契約期間 原則2年(以後2年ごとの自動更新)。短期間の入居は受け付けていない
早く解約したときの違約金 12か月未満の解約は家賃等3か月分、24か月未満の解約は家賃等2か月分
退去するときの費用 退去時クリーニング費用 1,210円/㎡(税込)
ペット 飼える物件と飼えない物件がある。哺乳類を飼う場合は敷金1か月分がかかる
注意:入居するときの費用が少ないかわりに、2年たつ前に解約すると違約金がかかり、退去するときには広さに応じたクリーニング費用がかかります。たとえば広さが50㎡の部屋なら、クリーニング費用は1,210円×50㎡で60,500円です。入居前に、何年くらい住むかと、退去するときの費用も考えておきましょう。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 引っ越しのときに手元のお金をなるべく減らしたくない人
  • 2年以上住むつもりの人
  • 家賃をできるだけ抑えたい人

向いていない人

  • 1〜2年以内にまた引っ越す可能性が高い人
  • 新しい建物や最新の設備にこだわりたい人
  • 住みたい地域に物件がない人

物件は地域によって数が違い、建物ごとに築年数や設備(エレベーター、駐車場など)も違います。気になる物件があれば、公式サイトで探して、内見で建物と部屋を確認してから決めましょう。

ビレッジハウスで物件を探す

全国の物件を地域や家賃で探せます。物件の問い合わせや内見の予約は、公式サイトや電話でできます。

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4. 初期費用を抑えるときの注意点

初期費用が安い物件は、そのぶん別のところで費用がかかることがあります。契約する前に、次の点を確認しましょう。

契約前のチェックリスト

退去するときの費用の考え方は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が参考になります。「賃貸の退去費用ガイド」で解説しています。部屋選び全体のポイントは「賃貸物件の選び方」をご覧ください。

5. よくある質問(FAQ)

Q. 仲介手数料は必ず家賃の1か月分かかる?
A. いいえ。国土交通省の告示で、住むための部屋の場合、借りる人が払う仲介手数料は、承諾していなければ家賃の0.5か月分(+消費税)までと決まっています。承諾した場合でも、貸す人と借りる人から受け取る合計は家賃の1か月分(+消費税)までです。大家さんや管理会社から直接借りる物件は、仲介手数料がかかりません。
Q. 敷金・礼金なしの物件に注意点はある?
A. あります。入居するときの費用が少ないかわりに、退去するときのクリーニング費用や、早く解約したときの違約金が決まっていることがあります。契約書で、退去するときの費用と解約の条件を確認しましょう。
Q. ビレッジハウスは本当に敷金・礼金がかからない?
A. 公式サイトでは、敷金・礼金・更新料・手数料はなしと案内されています。ただし、契約内容や審査の結果、敷金を預けたり連帯保証人が必要になったりする場合があります。入居するときには日割り家賃・翌月分の家賃・火災保険料がかかり、退去するときにはクリーニング費用(1,210円/㎡・税込)がかかります。

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この記事を書いた人:引越ナビ運営者

北陸在住。引っ越しの手続きを期限つきで一覧にできる無料ツール「引越ナビ」を個人で開発・運営しています。記事は、国・自治体・事業者の公式情報を確認して作成しています。運営者情報

※ 本記事は、国土交通省「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」(告示)、ビレッジハウス公式サイト(トップページ・よくある質問)の2026年9月時点の情報をもとに作成しています。料金や条件は変わることがあるため、契約の前に各公式サイトや不動産会社で最新情報をご確認ください。