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役所の手続き

引っ越したら選挙はどこで投票する?「3か月」の決まりと旧住所での投票・不在者投票

更新日: 2026年10月12日 ・ 読了目安: 5分

引っ越してすぐに選挙があると、新しい住所と前の住所のどちらで投票できるのか迷います。この記事では、総務省と市の選挙管理委員会の公式の案内をもとに、新しい住所で投票できるようになるまでの「3か月」の決まり、選挙の種類ごとの投票先、前の住所まで行けないときの不在者投票を解説します。

1. 新しい住所で投票できるのは「3か月」たってから

投票するには、その市区町村の選挙人名簿に登録されている必要があります。総務省と松本市の案内によると、名簿に登録されるには、住民票を作った日(ほかの市区町村からの引っ越しなら転入届を出した日)から、引き続き3か月以上その市区町村の住民基本台帳に記録されていることが必要です。

そのため、ほかの市区町村へ引っ越して3か月たっていない間は、新しい住所では投票できません。住民票を移していない場合も同じです(川崎市・松本市)。

ポイント:前の住所の市区町村の選挙人名簿からは、すぐには消えません。総務省によると、転出してから4か月たったときに抹消されます。同じ市区町村の中での引っ越しなら、名簿の登録はそのまま続きます(松本市)。
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2. 引っ越して3か月たっていないときの投票先

引っ越して3か月たっていない間に選挙があるときは、選挙の種類によって投票できる場所が変わります。松本市の選挙管理委員会の案内をまとめると、次のとおりです。

選挙の種類 同じ市区町村の中で引っ越した 同じ都道府県のほかの市区町村へ ほかの都道府県へ
国政選挙(衆議院・参議院) 投票できる 前の住所の市区町村で投票できる 前の住所の市区町村で投票できる
都道府県の選挙(知事・議員) 投票できる 前の住所の市区町村で投票できる(同じ都道府県に住んでいることを証明する書類の提示などが必要) 投票できない
市区町村の選挙(市長・議員など) 投票できる 投票できない 投票できない

国政選挙は、新しい住所で名簿に登録されるまでは、原則として前の住所の市区町村で投票します(松本市)。川崎市も、国政選挙は前の住所の市区町村で投票できる場合があるので、前の住所の選挙管理委員会に問い合わせるよう案内しています。

注意:都道府県の選挙で前の住所の市区町村で投票できるのは、同じ都道府県の中での引っ越しが1回の場合に限られると解されています(総務省の資料)。たとえば同じ県の中でA市→B町→C市と2回引っ越した場合は、その県の選挙の選挙権は認められません。

3. 前の住所まで行けないときは不在者投票

前の住所の市区町村で投票できても、遠くに引っ越した場合は、投票所まで行くのが大変です。総務省によると、選挙人名簿に登録されている市区町村以外に滞在している人は、滞在している市区町村の選挙管理委員会で不在者投票ができます。

不在者投票の流れ(総務省の案内)

郵便のやりとりに日数がかかるので、選挙があるとわかったら早めに請求しましょう。投票日に用事がある場合の期日前投票は、名簿に登録されている市区町村(前の住所)でする投票です(総務省)。

4. 引っ越すときに気をつけること

5. よくある質問(FAQ)

Q. 引っ越してすぐの選挙は、どこで投票する?
A. ほかの市区町村へ引っ越して3か月たっていない間は、新しい住所では投票できません。国政選挙は、原則として前の住所の市区町村で投票できます。都道府県の選挙は同じ都道府県の中での引っ越しなら前の住所で投票でき、市区町村の選挙は前の市区町村の外へ引っ越すと投票できません(松本市の案内)。
Q. 新しい住所で投票できるのはいつから?
A. 転入届を出した日から引き続き3か月以上その市区町村の住民基本台帳に記録され、選挙人名簿に登録されてからです(総務省・松本市)。
Q. 前の住所が遠くて投票に行けないときは?
A. 前の住所の市区町村の選挙管理委員会に投票用紙などを請求し、今いる市区町村の選挙管理委員会で不在者投票ができます。投票は投票日の前日までです(総務省)。
Q. 前の住所の選挙人名簿からはいつ消える?
A. 総務省によると、転出してから4か月たったときに抹消されます。

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この記事を書いた人:引越ナビ運営者

北陸在住。引っ越しの手続きを期限つきで一覧にできる無料ツール「引越ナビ」を個人で開発・運営しています。記事は、国・自治体・事業者の公式情報を確認して作成しています。運営者情報

※ 本記事は、総務省(選挙人名簿、投票制度、選挙人名簿の登録制度の改正の概要、都道府県選挙の選挙権の取扱いについて)、松本市・川崎市の選挙管理委員会(引っ越しをした場合の投票)の公式情報をもとに、2026年10月時点の情報で作成しています。選挙ごとの扱いや手続きは、名簿に登録されている市区町村の選挙管理委員会でご確認ください。