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手続きガイド

マイナンバーカードの住所変更|引っ越し時の手続きと期限・失効の注意点

更新日: 2026年9月24日 ・ 読了目安: 7分

引っ越しをしたら、マイナンバーカードの住所変更も必要です。期限を過ぎるとカードが失効してしまうこともあるため、注意が必要です。この記事では、デジタル庁やマイナポータル、自治体の公式情報をもとに、住所変更の手続きの流れ・期限・必要なもの、電子証明書の扱いを解説します。

1. 引っ越したらカードの住所変更が必要

マイナンバーカードを持っている人が引っ越したら、新しい住所の市区町村の窓口で、カードの住所を書き換える手続きが必要です。券面の追記欄に新しい住所が書き込まれ、カードのICチップの情報も更新されます。

この手続きは、役所に転入届(別の市区町村から引っ越したとき)転居届(同じ市区町村の中で引っ越したとき)を出すときに、一緒に済ませるのが基本です。

ポイント:転入届・転居届の期限は、引っ越してから14日以内です。役所の手続き全体は「住所変更手続きまとめ」で解説しています。

2. 期限とカードが失効する3つの条件

別の市区町村へ引っ越した場合、次のどれか1つにでも当てはまると、マイナンバーカードが失効します。

失効する条件 守るべき期限
転出届に書いた転出予定日から30日たっても転入届を出さない 転出予定日から30日以内に転入届を出す
実際に引っ越した日から14日たっても転入届を出さない 転入日から14日以内に転入届を出す
転入届を出してから90日たってもカードの住所変更(継続利用の手続き)をしない 転入届から90日以内にカードの手続きをする
注意:転入届の期限は「転入日から14日以内」と「転出予定日から30日以内」の早いほうです。引っ越したら、転入届とカードの住所変更を同じ日にまとめて済ませるのが確実です。

3. 住所変更の手続きの流れ

別の市区町村へ引っ越す場合

  1. 旧住所の役所で転出届を出す(窓口のほか、マイナポータルからオンラインでも出せる)
  2. 新住所の役所で転入届を出す(引っ越してから14日以内)
  3. 同じ窓口でカードの住所変更をする(4桁の暗証番号を入力し、券面に新しい住所が追記される)

マイナンバーカードを使って転出届を出した場合は、転入届のときに転出証明書が不要になり、カードを提示して手続きします。

同じ市区町村の中で引っ越す場合

役所に転居届を出すときに、あわせてカードの住所変更をします。転出届・転入届は必要ありません。

4. 手続きに必要なもの

📋 窓口に持っていくもの

カードの住所変更では、4桁の暗証番号の入力が必要です。家族の分をまとめて手続きする場合も、それぞれの暗証番号が必要になります。

注意:本人以外が手続きする場合は、委任状など代理であることを証明する書類が必要です。同じ住所に住んでいても、世帯が別の人の手続きをする場合は委任状が必要になります。必要な書類は自治体によって違うので、事前に新住所の役所のWebサイトで確認しましょう。

5. 電子証明書はどうなる?

マイナンバーカードには、2種類の電子証明書が入っています。引っ越しで住所が変わると、扱いが分かれます。

電子証明書 主な使い道 住所が変わると
署名用電子証明書(暗証番号は英数字6〜16桁) e-Taxでの確定申告、オンラインでの各種申請 失効する。使い続けるには再発行が必要
利用者証明用電子証明書(暗証番号は数字4桁) マイナポータルへのログイン、コンビニでの証明書の交付 有効期限まで引き続き使える

署名用電子証明書の再発行は、カードの住所変更と一緒に窓口で申し込むのがスムーズです。スマートフォンに電子証明書を入れている場合(スマホ用電子証明書)は、カードの手続きが済んだあと、マイナポータルアプリから改めて利用の申し込みが必要です。

6. 転出届はオンラインでも出せる

マイナンバーカードを持っていれば、マイナポータルの「引越し手続オンラインサービス」で、転出届の提出と、転入先の役所への来庁予定の連絡をオンラインでできます。旧住所の役所に行く必要がなくなります。

利用の条件

転出届を出せる時期は自治体によって異なります。たとえば横浜市の場合は、引っ越し予定日の30日前から出せます。

注意:オンラインで出せるのは転出届だけで、転入届は新住所の役所の窓口に行く必要があります。そのとき、引っ越す人のうち1人以上がマイナンバーカードを持参して提示します。また、転出届が受理されると、転出予定日に署名用電子証明書が失効します。

7. 困ったときの対処法

暗証番号を忘れた

4桁の暗証番号を忘れた場合は、市区町村の窓口で暗証番号の再設定を申請します。カードの住所変更と同じ日にできるので、窓口で相談しましょう。

券面の追記欄がいっぱい

引っ越しを何度もして券面の追記欄が埋まっている場合、新しい住所を書き込めないため、カードの再発行が必要になります。

期限を過ぎてカードが失効した

マイナンバーカードを使った転出届のあと、期限内に転入届を出せずカードが失効した場合は、引っ越し前の市区町村で「転出証明書に準ずる証明書」を取り直し、通常の転入届を出す必要があります。カード自体は再発行の手続きが必要です。

引っ越しで必要なほかの手続きは「引っ越し手続き完全一覧」、郵便物の転送は「郵便転送のやり方」で解説しています。

8. よくある質問(FAQ)

Q. マイナンバーカードの住所変更はいつまでにすればいい?
A. 別の市区町村へ引っ越した場合は、転入届を出してから90日以内にカードの住所変更をしないとカードが失効します。転入届自体も、転入日から14日以内(転出予定日から30日以内)に出す必要があるので、転入届と同じ日に済ませるのが確実です。
Q. 住所が変わると電子証明書は使えなくなる?
A. e-Taxなどに使う署名用電子証明書は失効するため、使い続けるには窓口で再発行が必要です。マイナポータルのログインなどに使う利用者証明用電子証明書は、有効期限まで引き続き使えます。
Q. 転入届はオンラインで出せる?
A. オンラインで出せるのは転出届と、転入先への来庁予定の連絡までです。転入届は新住所の役所の窓口で手続きし、そのときにマイナンバーカードを提示します。

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※ 本記事は、デジタル庁「引越し手続オンラインサービス」、マイナポータル、横浜市の公式サイトの2026年9月時点の情報をもとに作成しています。必要なものや手続きの時期は自治体によって異なる場合があるため、お住まいの市区町村の公式サイトもご確認ください。