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ペット引っ越し

引っ越し時のペットの手続き完全ガイド|犬・猫・特定動物の届出と移動方法

更新日: 2026年9月18日 ・ 読了目安: 8分

ペットと一緒に引っ越しをする場合、人間の手続きとは別に動物に関する届出や準備が必要です。特に犬は法律で登録変更が義務づけられており、届出を忘れると罰金の対象になることも。この記事では、犬・猫・小動物・特定動物ごとに必要な手続きと、ペットのストレスを最小限にする移動方法を解説します。

1. 犬の引っ越し手続き

犬は「狂犬病予防法」により、自治体への登録が義務づけられています。引っ越しの際は、旧住所での手続きと新住所での届出の両方が必要です。

同じ市区町村内で引っ越す場合

転居届を出せば犬の登録住所も自動的に変更される自治体が多いですが、念のため担当窓口に確認しましょう。自動で変更されない場合は、変更届の提出が必要です。

別の市区町村へ引っ越す場合

新しい市区町村の窓口で犬の登録変更届を提出します。届出には以下が必要です。

ポイント:旧住所での「転出」手続きは不要な自治体がほとんどです。新住所の自治体に届出を出すだけで、旧自治体への連絡は自動で行われます。

届出の期限

引っ越し後30日以内に届出が必要です。届出を怠ると、狂犬病予防法により20万円以下の罰金が科される可能性があります。

重要:犬の登録変更届は法律上の義務です。引っ越し後30日以内に必ず届出をしてください。

マイクロチップ登録の変更

2022年6月以降にペットショップ等から購入した犬にはマイクロチップの装着が義務化されています。引っ越しで住所が変わった場合、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトで登録情報の変更届出が必要です。オンラインで手続きできます。

📋 犬の引っ越しチェックリスト

2. 猫の引っ越し手続き

猫は犬と違い、自治体への登録義務はありません。そのため、役所での届出手続きは基本的に不要です。

マイクロチップ登録の変更

マイクロチップを装着している猫は、犬と同様に環境省のサイトで登録住所の変更が必要です。2022年6月以降にペットショップ等から購入した猫は装着が義務化されています。

猫の引っ越しで特に注意すること

猫は環境の変化に非常に敏感な動物です。犬以上にストレスを感じやすく、引っ越し後に体調を崩すケースも多いため、以下の点に注意しましょう。

注意:猫は引っ越し後に旧居に戻ろうとすることがあります。特に外に出る習慣がある猫は、新居に慣れるまで(最低2週間)室内飼いにしましょう。

3. 小動物・その他のペット

ハムスター、うさぎ、鳥、爬虫類、魚類などの小動物は、基本的に自治体への届出は不要です。ただし、移動時の環境管理が重要になります。

ペットの種類 届出 移動時の注意点
ハムスター・うさぎ 不要 温度管理が重要。直射日光・エアコン直風を避ける
鳥類 不要 ケージにカバーをかけて暗くすると落ち着く
爬虫類 種類による※ 温度変化に注意。保温対策を万全に
熱帯魚・金魚 不要 水温維持が最重要。短距離なら袋詰め、長距離は専門業者に依頼

※ 爬虫類の一部は「特定動物」に指定されており、届出が必要です(次の章で解説)。

熱帯魚・金魚の引っ越し

魚類の引っ越しは特に難易度が高いです。水質と水温の変化が致命的になることがあるため、以下の手順で進めましょう。

4. 特定動物・特定外来生物

ワニ、毒蛇、大型のトカゲなど「動物の愛護及び管理に関する法律」で特定動物に指定されている動物を飼育している場合は、引っ越し時に手続きが必要です。

必要な手続き

重要:2019年6月の法改正により、特定動物の新規のペット目的での飼育は禁止されています。既存の飼育者は許可の継続が必要です。引っ越し前に必ず新居の自治体に相談しましょう。

特定外来生物

カミツキガメやアライグマなど「外来生物法」で指定されている生物も、飼養許可と住所変更届が必要です。環境省の地方環境事務所に届け出ます。

5. ペットの移動方法

引っ越しの距離や移動手段によって、ペットの運び方も変わります。

自家用車での移動

最も一般的で、ペットの負担も少ない方法です。

電車での移動

多くの鉄道会社では、小型のペットを手回り品として持ち込めます。

注意:盲導犬・介助犬を除き、大型犬は電車に乗せられません。大型犬の長距離移動はペット専門の輸送業者を利用しましょう。

飛行機での移動

長距離の引っ越しでは飛行機を使う場合もあります。ペットは貨物室(受託手荷物扱い)で輸送されます。

ペット輸送専門業者

大型犬や多頭飼い、長距離移動の場合はペット輸送の専門業者の利用がおすすめです。空調付きの専用車両でドア・ツー・ドアの輸送を行ってくれます。料金は距離や動物の種類・サイズによりますが、目安は以下の通りです。

距離 小型犬・猫 大型犬
同一県内 10,000〜20,000円 15,000〜30,000円
隣接県 20,000〜35,000円 30,000〜50,000円
長距離(東京→大阪等) 30,000〜50,000円 50,000〜80,000円

6. ストレスを減らす引っ越しのコツ

引っ越し前にやっておくこと

引っ越し当日のポイント

引っ越し後の環境づくり

ポイント:ペットが新居に慣れるまでの期間は、犬で1〜2週間、猫で2〜4週間が目安です。この期間は特に注意深く見守りましょう。

7. ペット可物件の探し方

ペットと暮らせる物件探しにはコツがあります。「ペット可」の条件だけで探すと選択肢が限られるため、以下のポイントを押さえましょう。

「ペット可」と「ペット共生型」の違い

物件選びのチェックポイント

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※ 本記事の情報は2026年9月時点のものです。手続きの詳細は各自治体・事業者の公式サイトでご確認ください。