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荷造りガイド

引っ越しの荷造りのコツ|何から始める?梱包の順番と品物別の詰め方

更新日: 2026年10月13日 ・ 読了目安: 8分

※この記事にはPR(広告)を含みます。

引っ越しで一番大変なのが荷造り。何から手をつけていいかわからず、結局ギリギリになって徹夜……なんて経験はありませんか?この記事では、効率的に荷造りを進める順番とコツを解説します。

1. 荷造りに必要なもの

まずは資材を揃えましょう。引っ越し業者が用意する資材もあります。たとえば日本通運(NXの国内引越サービス)の「単身パック当日便」では、ダンボール10個・テープ1個・布団袋1袋を無料で提供し、ハンガーボックスは当日に持参して作業後に回収しています。何をどれだけもらえるかは業者やプランによって違うので、見積もりのときに確認しましょう。

段ボール(大・小)
大は衣類・寝具、小は本・食器用。業者からもらえる場合もある
ガムテープ
布テープやクラフトテープ。ダンボールの封と底の補強に使う
緩衝材(プチプチ)
食器やガラス製品の保護に必須
新聞紙・古紙
食器の包み紙、隙間の詰め物として活躍
油性マジック
段ボールに中身と運び先を記入
ハサミ・カッター
テープのカット、段ボールのサイズ調整に
ビニール袋(大・小)
液体物の漏れ防止、小物のまとめに
養生テープ
家具の引き出しの固定、コードのまとめに
ポイント:お店でもらったダンボールを使う場合は、大きさや強さがそろっていないことがあります。重いものを入れる箱は、底をしっかり補強しましょう。

ダンボールをお金をかけずに集める方法は「引っ越しダンボールを無料で手に入れる方法」で紹介しています。

2. 荷造りのスケジュール

荷造りを始める時期に決まりはありませんが、引越ナビでは引っ越しの2〜3週間前から少しずつ始めるのを目安にしています。荷物の量に合わせて、次のように進めましょう。

1 3週間前:使わないものから梱包開始

シーズンオフの衣類、本、CD/DVD、飾り物、客用食器など、日常で使わないものから詰めていきます。同時に不用品の整理も行いましょう。

荷物を減らす=引っ越し費用が安くなる

不用品は捨てるだけでなく、買取サービスを利用するのが賢い方法。ブランド品・家電・本・ゲームなどはまとめて査定に出せば、引っ越し資金の足しになります。

また、大型家具や家電の処分には不用品回収サービスが便利。自治体の粗大ごみ回収は予約が取りにくい時期もあるので、民間の回収サービスを併用するとスムーズです。

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2 2週間前:使用頻度が低いものを梱包

普段あまり使わない調理器具、趣味の道具、書類などを梱包します。部屋ごとに進めると効率的です。

3 1週間前:日用品以外を梱包

残すのは最低限の生活必需品だけ。食器は数枚、衣類は数日分を残して全て梱包します。

4 前日〜当日:残りをすべて梱包

洗面用具、寝具、最後の食器などを梱包。すぐ使うものは「すぐ開ける箱」として目立つ色のテープで区別しましょう。

退去前の掃除の段取りは「引っ越し退去時の掃除ガイド」、当日の流れは「引っ越し当日の流れ」で解説しています。

洗濯機は前日までに洗濯を終えて、水抜きをしておきます。手順は「洗濯機の水抜きのやり方」で解説しています。

3. 梱包の順番

効率よく荷造りを進めるには、使用頻度の低い部屋・モノから始めるのが鉄則です。

おすすめの順番

  1. 納戸・物置・押入れ — 季節外の衣類、思い出の品
  2. 書斎・趣味部屋 — 本、書類、趣味の道具
  3. リビング — DVD、飾り物、使わない雑貨
  4. 寝室 — シーズンオフの寝具、衣類
  5. キッチン — 普段使わない食器、調理器具
  6. 洗面所・バスルーム — ストック品、予備タオル
  7. 最後に日用品 — 毎日使うものは引っ越し前日〜当日に
ポイント:段ボールには必ず「中身」と「運び先の部屋名」を書いておきましょう。「キッチン用品 → キッチン」のように書くと、新居での荷解きが格段に楽になります。

4. 品物別の梱包テクニック

食器・ワレモノ

最も割れやすいのが食器類。一枚ずつ新聞紙で包み、段ボールには立てて入れるのがポイントです。

衣類

衣類は意外とかさばります。効率よく梱包するコツ:

本・書類

本は重いので、小さい段ボールに入れるのが鉄則です。

家電製品

注意:配線を外す前に、スマホでコード類の接続状態を写真に撮っておくと、新居での再接続がスムーズです。

液体・調味料

5. 約款で決まっている荷造りのルール

引っ越し業者の多くが使っている、国土交通省の「標準引越運送約款」(令和7年改正)には、荷造りについて次のように書かれています。

決まり 内容(標準引越運送約款)
荷造りはだれがする? 荷物を送る人(申し込んだ人)が、荷物の性質・重さ・大きさ・距離などに合わせて、運送に適するように荷造りをする(第7条)
荷造りが不十分なとき 業者は必要な荷造りを求めるか、申し込んだ人の負担で必要な荷造りをする(第7条第2項)
荷造りを頼みたいとき 申し込めば、業者が申し込んだ人の負担で荷造りをする(第7条第3項)
運んでもらえないことがあるもの 現金・有価証券・宝石貴金属・預金通帳・キャッシュカード・印鑑など自分で持って運べる貴重品、火薬類などの危険品、動植物・ピアノ・美術品・骨董品など特別な管理が必要なもの(第4条第2項)
注意:現金・通帳・キャッシュカード・印鑑などの貴重品は、ダンボールに入れず、自分で持って運びましょう。荷造りを業者に頼むときの料金や範囲は、見積書で確認しておきましょう(「引っ越し業者の選び方と見積もり比較」)。

6. 荷造りのNG行為

OK

  • 段ボールの底をH貼りで補強
  • 重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱
  • 中身と部屋名を明記
  • 隙間を緩衝材で埋める
  • 貴重品は自分で持ち運ぶ(約款第4条第2項)

NG

  • 大きい段ボールに本を詰め込む(底抜け)
  • 段ボールの底を一字貼りだけ(強度不足)
  • 中身を書かずに封をする
  • ワレモノと重いものを同じ箱に入れる
  • 現金・通帳・印鑑を段ボールに入れる

7. 荷造りを楽にする工夫5つ

1. 「すぐ開ける箱」を作る

新居で最初に開ける箱を1〜2箱用意しましょう。中身はトイレットペーパー、タオル、歯ブラシ、充電器、着替え、工具(カッターとドライバー)など。目立つ色のテープで区別しておくと見つけやすいです。

2. ゴミ袋を圧縮袋代わりに

大きめのゴミ袋に衣類やぬいぐるみを入れて空気を抜くと、簡易圧縮袋になります。布団圧縮袋を買わなくても、かさばる衣類の体積を減らせます。布団そのものの運び方や、圧縮袋を使う前に確認することは「布団の運び方」で解説しています。

3. ラップで引き出しごと固定

タンスや小さなチェストは、引き出しに中身を入れたまま食品用ラップでぐるぐる巻きにすると、引き出しが飛び出さず、そのまま運べます。

4. ジッパー袋でネジを管理

家具を分解したときのネジやパーツは、ジッパー付き袋に入れて家具本体にテープで貼り付けておきましょう。「あのネジどこ?」がなくなります。

5. 段ボールに色分けシール

部屋ごとに色を決めて(例:キッチン=赤、リビング=青、寝室=緑)、段ボールに色シールを貼ると、引っ越し業者も一目で運び先がわかり、搬入がスムーズになります。

8. よくある質問(FAQ)

Q. 引っ越しの荷造りは何日前から始める?
A. 決まりはありませんが、引越ナビでは2〜3週間前から少しずつ始めるのを目安にしています。使う回数が少ないもの(本・季節外の衣類)から箱詰めし、直前まで使うものは最後に梱包します。
Q. 引っ越しの荷造りでダンボールは何箱必要?
A. 必要な数は荷物の量によって違います。業者が資材を用意するプランもあり、たとえば日本通運の「単身パック当日便」ではダンボール10個が無料で提供されます。見積もりのときに、何箱もらえるか、足りないときはどうするかを確認しましょう。
Q. 荷造りは引っ越し業者に頼める?
A. 国土交通省の標準引越運送約款では、荷造りは申し込んだ人がするのが基本ですが、申し込めば業者が申し込んだ人の負担で荷造りをすると定められています(第7条)。料金や範囲は見積書で確認しましょう。

引っ越しの手続き、もう忘れない

荷造りだけでなく、各種手続きの管理も大切。
引越ナビなら全部まとめて管理できます。

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この記事を書いた人:引越ナビ運営者

北陸在住。引っ越しの手続きを期限つきで一覧にできる無料ツール「引越ナビ」を個人で開発・運営しています。記事は、国・自治体・事業者の公式情報を確認して作成しています。運営者情報

※ 本記事は、国土交通省「標準引越運送約款」(令和7年改正、第4条・第7条)、日本通運(NXの国内引越サービス「単身パック当日便」)の公式情報をもとに、2026年10月時点の情報で作成しています。荷造りの進め方や品物別の詰め方は、引越ナビがまとめた一般的な方法です。資材の提供や荷造りサービスの内容は業者・プランによって違うため、見積もりのときにご確認ください。